分譲地には同じような外観の家が並ぶ?

と思っていましたが、それは分譲といっても建売分譲のことでした。
当時の私は知識がなくて、

分譲地=建売分譲
よって分譲地とは建売が並ぶ住宅地

と思っていたのです。
でもまあこれはみんな通る道・・・いや私だけぽい。笑


建売分譲てのはこういうのですね。

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建売分譲は、同じ区画にある家がだいたい近い仕様になっています。間取りや資材をできるだけそろえて設計コストや資材コストを抑えるためなんですが、それによって外観も似たり寄ったりの家が並びます。その区画(だけ)を見て、私は「分譲地は同じような家が並ぶんだなあ。」と思っていたのです。


実際は分譲地といってもいろいろで、土地のみの販売(しかしメーカー縛りはあり。)であれば、間取りや外壁材は客が決めます。よって同じような家はいくらか建ちづらくなる、はずです。


例外のひとつとしては、私が積水ハウスに紹介されたような、区画一帯が一社のみの「建築条件付き(土地とハウスメーカーの抱き合わせ販売)」になってるやつ。もしその一社(積水ハウスを指すのではなく。)があまり外壁材のバリエーションを持っていないとか、選択肢はあるんだけど現実みんなが同じものを選んでいる、といった場合はまわりの家とそっくりになっちゃうでしょう。


分譲地で建てるとなれば、構想段階ではいろいろな外観をイメージしても最終的にはだいたい総二階かそれに近い形におさまります。敷地のキャパ上やむを得ないことです。お金の面でも。

なので形状ではそんなに違いは出ません。なので外壁で!ってときに選択肢がないメーカーだと、そこもほとんど同じってことになります。結局全部似る。

建築条件が一社のみだった場合は、メーカーの特徴、特に外壁についてよく調べておきたいところです。


まあ似るのがヤダなんてこと自体、好みの問題ですけどね。似ることが悪いわけじゃありませんし。
何なら、デザインをそろえたほうが家が並んだときの美しさは出るでしょうし。



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統一感というやつですね。





ちなみに建築条件付きは、さっき少し触れましたが抱き合わせのハウスメーカーが一社の場合もあれば数社から選べる場合もあります。場所によっては交渉で建築条件自体を解除してもらえることもあるようです。私は土地代を多めに払うことで他社で建てた家を知っています。ただこれも事情があってのことで、まれなケースだとは思いますが・・・

建築条件が一社の場合、土地と建物を同じ会社に任せられるメリットがある一方で、図面と見積金額が他社と比較できないデメリットがあります。